咬み合わせから始まる、歯と体全体の健康。

〒921-8043 石川県金沢市西泉1丁目14番地

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一般歯科

一般歯科

患者様の現在の症状、問題点、不満な点や治療に関する希望を聞き、症状に応じた治療計画を提案いたします。
カウンセリングにより患者様と話し合い、歯の状態を確認し、丁寧に診療方針の説明をした後、治療に入ります。
患者様の負担になる保険外診療を無理に勧めたりはせず、歯の状態に適した治療を、可能な限り保険内で行います。

むし歯治療

歯がうずいたり、痛みを感じたりした際は、むし歯が原因かもしれません。少しでも違和感を覚えたら、できるだけ速やかに当院までご相談ください。
初期段階で治療を始めることができれば、極力自然な歯を維持する治療計画を立てられます。一方で症状を放置すると、より治療が大がかりになり、患者様の負担が増します。

正しい食生活

むし歯セルフチェック

  • 歯の表面が黒くなっている
  • 冷たいものや甘いものがしみる
  • 歯が欠けている
  • 歯がズキズキする
  • 時々、歯が痛む
  • 歯の表面が白く濁っている

上記のような症状がある方は、
当院にご相談ください

むし歯の進行

  • C0

    初期のむし歯

    歯の表面からミネラル分が溶け出す「脱灰」が起こり、白く濁っている状態です。この「脱灰」がむし歯のはじまりとなり、自覚症状はほとんどありません。

    治療方法

    むし歯が初期段階であれば、歯を削らずに経過観察できる可能性が高まります。きめ細やかなブラッシングや当院でフッ素塗布を行います。

    予防歯科
  • C1

    エナメル質のむし歯

    歯の表面のエナメル質が溶けた状態です。この間は痛みなどの症状はありません。適切な予防処置によって進行を止めたり、遅らせることのできる時期です。

    治療方法

    軽度のむし歯は、細菌に感染した部分を丁寧に取り除いた後、レジンなどの修復材料で補います。この段階での治療は、痛みや不快感など患者様の負担は最小限で済むことがほとんどです。

    詰め物・被せ物
  • C2

    神経に近いむし歯

    歯の内部の象牙質まで溶けている状態です。むし歯の進行につれてしみたり痛みが出てくるようになり、この段階ではむし歯の進行を抑えることができない状態です。

    治療方法

    ある程度進行したむし歯を治療する場合は、神経に近い部分にまで細菌感染が生じているため、麻酔を使用することがあります。患部を削り、詰め物や被せ物で歯の形と機能を回復させます。

    詰め物・被せ物
  • C3

    神経に到達したむし歯

    むし歯が歯の神経にまで届いてしまった状態で、炎症が神経にまで及んでおり、ズキズキと激しい痛みを伴います。神経を取って痛みをなくす治療をする場合もあります。

    治療方法

    深いむし歯の場合、神経を取り除く処置を行うことが一般的です。しかし当院ではできるかぎり神経を保存する「根管治療」も積極的にご提案します。

    根管治療
  • C4

    末期のむし歯

    むし歯により歯の大部分が溶けてしまい、歯根まで侵された状態で、神経が死んで痛みがなくなります。そのまま放置すると、歯根の先にも炎症が起き、歯の周りの骨が吸収されてしまうこともあります。

    治療方法

    多くのケースで抜歯となります。抜歯後は入れ歯やインプラントで歯の機能や見た目を補うのが一般的です。しかし、当院では、むし歯がかなり進行したケースにおいても、歯を保存する方法がないかを検討いたします。

歯を失った時の治療法

治療法ごとの比較

インプラント 入れ歯 ブリッジ
審美性
かみ心地
周りの歯への影響
違和感
外科的治療 必要 不要 不要
保険適用 ※材質による ※材質による

上記は、それぞれの治療法ごとの使い心地やかみ心地などのデータを比較したものです。見ていただいた通り、歯を失ったときの治療法として、お口の健康を保つためには「インプラント」が効果的だといわれています。しかし、患者様の治療後叶えたい理想やお口の状態によっては、インプラントが必ずしも適しているとは限りません。
当院では、ご要望をしっかりとヒアリングし、お口の状態を診査したうえで、患者様それぞれに合う治療法をご提案させていただいております。

親知らずの抜歯

口腔外科の豊かな治療経験を持つ当院の歯科医師が、患者様一人ひとりの状況を細かく分析し、抜歯の必要性を慎重に判断します。特に親知らずの抜歯は、現在の痛みや不快感を解消するだけではなく、患者様の将来の口腔健康を見据えた上で検討しなければなりません。
また親知らずの位置や状態が将来の歯並びやかみ合わせに影響を与える可能性があるため、矯正治療の必要性も同時に考慮します。親知らずの抜歯と矯正治療は、お互いに関連しており、総合的な口腔健康を目指す上で重要な要素です。親知らずに関するお悩みや矯正治療についてのご質問があれば、専門的な知見を持つ当院まで気軽にご相談ください。

親知らずを抜いた方がいいケース

  • 隣の歯に力がかかっている

    親知らずが他の歯を圧迫し、本来の位置からズレてくると、歯並びや顎関節に悪影響を及ぼす可能性があります。今は問題がなくとも顎の健康維持、かみ合わせのバランスを整えるために、抜歯をご提案します。

  • 隣の歯との間にすき間がある

    親知らずが傾いて生えてくると、隣の歯との間に隙間が生じやすくなります。隙間が生じると食べカスや細菌が蓄積しやすいので、むし歯や歯周病の罹患リスクを高めてしまうのです。そのため将来的に患者様の口内環境を守る観点から、抜歯をご提案します。

  • 歯ぐきが親知らずに
    被っている

    親知らずが完全には生えきらず、歯茎に覆われているケースも注意が必要です。歯と歯茎の間に細菌が溜まりやすいので。炎症を引き起こす可能性があります。痛みが強くなっている場合は、治療に寄り腫れを抑えた後に抜歯を検討します。

  • 清掃不良がある

    親知らずの生え方などが原因で、歯磨きがしづらく汚れが溜まりやすくなっている状態です。このような場合、不要になりそうな歯である場合は抜歯を行うか、かみ合わせを整えるために矯正治療を行うこともあります。

親知らずを残すケース

  • かみ合わせとして
    機能している

    親知らずがまっすぐに生えてきて、上下の歯とかみ合っている場合は、歯の機能が正常に働いている状態です。このようなケースでは、抜歯の必要がありません。

  • 今後の為に残す

    むし歯や歯周病などで歯を失う可能性がある場合は、親知らずを利用して歯の機能を回復できるかもしれません。そのような将来の治療の選択肢として親知らずを利用する場合は、あえて抜歯を避けることがあります。

  • 親知らずが歯ぐきの中に
    埋まっている

    親知らずがまったく生えてこない状況も考えられます。現在口腔内や顎に悪影響を及ぼしておらず、今後もそのリスクが無い場合は、抜歯せずに経過観察処置をご提案します。

親知らずの移植について

さまざまな事情で歯を失った際、多くのケースにおいてインプラントやブリッジで歯の機能を補います。しかし近年は機能していない親知らずを他の部位に移植する「自家歯牙移植」と呼ばれる治療法が生まれています。患者様ご自身の歯を利用するので、咬合感や見た目の自然さ、そして体への適合性においてさまざまなメリットがあるのが特徴です。
一般的に「移植」と聞くと、大がかりな外科手術をお考えの方も多いかもしれません。しかし、心臓移植や角膜移植など医科で行う手術ほど患者様の負担はありません。ぜひ親知らずの移植に関して興味があれば、当院までご相談ください。

入れ歯

歯を失った際の解決方法として、入れ歯は非常に有名です。歯を削ったり、手術をしたりする必要がないので、迅速に歯の機能を取り戻すことが可能です。
入れ歯は材質や作製方法によって、健康保険が適用されるものと自由診療のものがあります。それぞれにメリット・デメリットが存在するため、当院では患者様一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。フィット感と快適性をお求めの方は一度ご相談ください。

当院での治療

金属床義歯

床部分が金属でできており、強度に優れています。また、薄く・軽く作製することができるので、食べ物の温度が伝わりやすい・装着しときの違和感が少ないなどのメリットがあります。

治療期間
1ヶ月~2ヶ月
通院回数
6回
  • Merit
    • 食べ物の温度が伝わりやすく、食事を楽しめる
    • 薄くて軽いので、違和感が少ない
    • 金属製なので、比較的頑丈なつくり
  • Demerit
    • 保険適用外のため、自由診療になる
    • 金属アレルギーの方は適用できない
    • 金具が目立ちやすい

ノンクラスプデンチャー

入れ歯にバネ(クラスプ)を使わずに作製したものをノンクラスプデンチャーといいます。バネがない分、口を開けた時にも目立ちにくいのが特徴です。また、金属不使用なのでアレルギーの心配もありません。

治療期間
1ヶ月~2ヶ月
通院回数
6回
  • Merit
    • 金属アレルギーの心配がない
    • 目立ちにくい
    • 薄く作製でき、違和感が少ない
  • Demerit
    • 保険適用外のため、自由診療になる
    • 衝撃に弱いので、取り扱いに注意が必要
    • 装置を固定するために、周囲の歯にひっかける

インプラントオーバーデンチャー

インプラントを利用して入れ歯を安定させる治療法もご提供しております。「インプラントオーバーデンチャー」と呼ばれ、最小2本のインプラントを埋め込むことで、通常の入れ歯よりもしっかりと固定するのがメリットです。また入れ歯なので、装置の着脱は患者様ご自身で簡単に行えます。

インプラント
治療期間
1ヶ月~2ヶ月
通院回数
6回
  • Merit
    • 金属アレルギーの心配がない
    • 目立ちにくい
    • 薄く作製でき、違和感が少ない
  • Demerit
    • 保険適用外のため、自由診療になる
    • 衝撃に弱いので、取り扱いに注意が必要
    • 装置を固定するために、周囲の歯にひっかける

ブリッジでの治療

保険適用のブリッジ

保険適用の範囲内で提供するブリッジに関しては、主に金属や硬質レジンを使用します。非常にリーズナブルなのがメリットではあるものの、金属製のものは入れる箇所によっては目立ちます。また、レジン製の場合は経年劣化を起こしやすいので注意が必要です。

  • Merit

    • 保険適用のため、費用面の負担が少ない
  • Demerit

    • 汚れが溜まりやすい
    • 変色することがある

自由診療のブリッジ

セラミックやジルコニアのような上質な素材を用いるのが自由診療のブリッジです。見た目が自然で耐久性にも優れており、長期にわたって美しさを保つことができます。審美面・機能面両方にこだわりたい方におすすめです。

治療期間
1ヶ月~3ヶ月
通院回数
2~4回
  • Merit
    • セラミックなど、審美性の高い素材で作製できる
    • 汚れが付きにくい
    • 変色しにくい
  • Demerit
    • 保険適用外のため、自由診療になる
    • 両隣の歯を削って支えにするので、負担がかかる

料金表

金属床義歯(部分床) ¥310,000~¥350,000
金属床義歯(全部床) ¥300,000
ノンクラスプデンチャー ¥150,000

Case

ひがし歯科医院で行った治療について、
写真付きでご紹介をしています。

症例紹介